コーチングとティーチングの違いは勘違いされがちですので、意識したいです。

こんにちは、ぼんつぶです。

皆さん、たまに仕事でコーチングとか聞きませんか??
はたまた、ティーチングとか聞きませんか??

今回は、ぼくがこの言葉を意識して調べたときのことを含めて書きたいと思います。
管理職や後輩等がいる方など、勘違いされずにコーチング等を実施していただけると幸いです。

はじめに

ぼくがコーチングとティーチングを強く意識したのは、転職してからです。
前職でも言葉の意味等は知っていたのですが、転職した先の上司はわざわざ予定にコーチングを入れているのをみて、違和感を覚えたからです。

では、実際にその予定の時刻で何が起きたか、
これは、当人にとっては可愛そうですが、一番若手を呼んで、仕事のミスを責める行為でした。
なんとも残念な出来事でした。
(ブラック企業では無いので、単に上司個人の人的に問題と思ってますが、、、、、)
(こんな人でも昇進や昇格できるほど、ホワイトな会社なのか、人手が無いのかだと思っています。)

コーチングってそういうのでは無いとぼくは思っていますが、これが俺のコーチングだと主張するのであればそこまででしょうけど。。。。。

さて、そんな出来事からコーチングとティーチングを書こうと思いました。
できれば正しいコーチングというもので指導する風土が世の中にあるといいですよね。。。。(壮大すぎますね。)

語源

コーチングは、大切な人をその人が望むところまで送り届ける「馬車」(coach)を語源としています。
トレーニングが、「汽車」(train)を語源としていることと好対照です。

語源から思うに、呼んで責めるのがコーチングというのか??と違和感を覚えませんか??

それは別ですが、素敵な語源とも思いませんか??

コーチングとは

コーチングとは、相手の自発性とやる気を引き出し、自ら行動し、成果を挙げられるようにサポートするコミュニケーションスキルの一つです。

コミュニケーションの中で、

相手の言いたいことを聞く『傾聴』、発言を肯定的に認める『承認』、適切かつ効果的な問いかけ『質問』によって、それを受けた相手が「問題があった箇所」「解決のために何をすべきか」等を自ら気づき、主体的に行動を起こさせるようにする。これが大事です。

そのため、1回のコーチングは短時間でも支障ありませんし、小さな目標を設定し、それを積み重ねていくことが重要と言えます。また、コーチングは相手の個性・特徴に応じて、1対1で対応するのが良いかと思います。

教えるのではなく、考えさせるということが特徴です。

ティーチングとは

コーチングとティーチングは似ている言葉ですが、意味合いが異なります。

ティーチングは、同じ内容のことを一定の水準になるまで複数の人に教えることであり、同時に多数に教えることもあります。

コーチングとティーチングの使い分けは??

この使い分けが実際は難しいのです。

前提条件とは、職場環境、求められる能力等々によります。

ぼんつぶ的には、職歴等や職場経験のある後輩の育成という観点ではコーチングが良いと思います。本人の今後なども傾聴しコーチングすることで、これまで経験や当人の個性・特徴を活かすことができると思っているからです。

一方で、新人や知識・経験が乏しい場合は、ティーチングの方が有効的と思います。
一定の水準まで仕事能力を上げてもらう必要があるからです。

おわりに

案外、言葉の使い方を間違えていたり、何でもコーチング、何でもティーチングと思っている方もいるのではないでしょうか。
正しい育成は、今後の当人の人生にも有益ですし、会社等にもプラスになります。
個人の個性や状況等を尊重しつつも、どのような水準に育成する必要があるのか、どのような方法が良いのか考えていく中で、わずかでも参考になれば嬉しいです。

以上、ぼんつぶでした。

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