こんにちにわ、ぼんつぶです。
今日は、男性でも育児休業、いわゆる育休を取るべきということで書いていこうと思います。
こんなことを言うぼくは、会社に申請し、育休を取得しております。その期間は、5ヶ月です。
ここでは育休を今現在、取得している身として、男性でも育休を取得すべきという理由等々を記載していこうと思います。
今後、育休を取るべきかとか、育休を取ることが後ろめたいと感じている人の背中を押して、少しでもその人の家庭が育児に向き合える環境になればといいなと思います。
それでは言ってみましょう。
ぼくが育休を取得しようと決意した理由
ぼくが育休を取得しようと決めたのは、妻と子供の交通事故がきっかけです。(妻も子も幸い命に別状はなく、無事ですが、車は廃車です(泣))
その日を境に、ぼくは
自分の代替がきかないところで生きよう、その環境を大事にしよう
そう決めました。これがぼくが育休を取得しようと思った理由です。
事故の概要は、高齢者の運転する車が一時停止を無視し、交差点に突っ込み、高齢者の車が自車と衝突したあとに畑に突っ込み、自車は横に回転したという状況で、連絡を受けて現場につくまでのタクシーや、事故現場を見た時、最愛の妻と子を失ったと思い、ひどく悲しい気持ちになりました。
その後、妻と子は救急車で病院に行き、命に別状もなかったので良かったです。
ぼくもそうですが、多くの男性は仕事にやりがいや生きがいをほしいと思います。また、忙しくなってくると度を超える忙しさを除いて、責任が増えて、任される仕事が増えていき、仕事が楽しいと思うことがあります。
さらには、その先に一つのプロジェクトが終わったりしたときには、達成感まで感じてしまいます。
そういう思いを持っていないと仕事なんかできないということもありますが、そう思い込んでいくうちに仕事がすきになったり、仕事が中心になっていたりします。
さて、そんなぼくが妻と子を失ってしまうかもしれない場面に遭遇し、思い返しました。
平日に仕事をしていい気になっているかもしれないけど、ぼくは妻と子と自分のできる限りのことをしたのか、多くの時間を共有したのか等々。
その答えは、考えても考えてもノーでした。
どこか仕事をするのが自分の役目で、その間の育児は妻よろしくというようなところがあったと感じました。
ありきたりな意見ですが、いつもあると思っている幸せ、いつもいると思っている人はいつでもいなくなる可能性があることを改めて実感しました。
仕事は僕ではなくてもできる、むしろ会社員というのは事務系であれば総合職で毎年採用があるものです。
つまり、代用はきくんです。
ただ、夫・父としての自分は代替ができません。
(極論、養子縁組とか再婚とかそういうのはのぞきます。)
ぼくは育休を取ろうか迷っている人には、取得できる環境があるのであれば取得すべきとお伝えしたいです。
職場環境や家庭内の空気など色々な環境に左右されると思いますが、かけがえのない妻と子といる時間を少しでも増やす方法として、育休は良い選択だと思います。
育休と取ると心配なこと。
育休はお休みばかりではなく、僕自身以下の心配を常に抱えています。
- キャリア上の支障とならないか。
- 生活費は大丈夫か
- 妻とうまく育児を行うことができるのか。
- 自分の仕事を職場の他者に押し付けてないか。
- 職場に迷惑がかからないか。 etc
などなど考えればきりがありません。
とはいえ、やはり育休を取得する時点である程度の弊害はあると考えるべきですし、それを適正なリスクとして許容することが大切と考えています。
キャリアについては、職場的な目線でみれば、育休を取らずに働いている人と育休を取って働いていない人を同一の条件で評価はできません。その点においては、キャリアは少し遅れることを覚悟すべきです。
また、自身の年齢にもよりますが、若いのであればここからの挽回も可能と思いますし、最悪、転職もできます。
生活費については、自身の貯蓄や会社の賞与規定等を良く読んで検討すべきです。
育休手当は平均賃金の概ね67%か50%くらいが支給され、社会保険料は取られないこと、所得税が取られないことなどの良い点はありますが、支給されるまでに時間が空きます。
また、賞与の支給要件が支給日前日までの在籍等であれば賞与が支給されてから育休を取得することなどをおすすめします。
また、注意が必要なの住民税です。これは後日に請求が来ると思いますので、その点は注意が必要です。
妻との関係性、これはこの世界で最も難しい問題の一つと思います。
育休を取得したものの、自身の自己啓発や余暇にあてることは夫婦関係の悪化に繋がりますが、育児の分担で過度な要求をいきなりされると対応できないというのが旦那としての本音です。
そのため、役割分担をすることや、実際に日常で必要な作業内容を共有し、タスクを作成するのがいいのかもしれません。ぼんつぶ家でも妻が現在作成中です。(恐ろしい)
職場に迷惑はかかるものと割り切りましょう。
職場を退職するときも、このような育休を取るときも完璧に迷惑を0にするのは不可能です。個人の考え方に左右されるので。
とはいえ、立つ鳥跡を濁さずという言葉が日本にはあります。
可能なかぎり、迷惑を減らせるように引き継ぎ等を徹底しましょう。
おわりに
こんなことを一丁前に記載している僕も実は、明日から育休が始まります。
これまでになく、長期間のお休み期間、どのように過ごすか過ごせるか等、妻とも相談しながらがんばって行きたいと思います。
育休取得を迷っている人がいれば、ぜひ、取得して自分の代替がきかない環境を大事にしてみてください。
また、随時、育休期間中の様子を更新していきますので、一緒に育児を含めて進んでいけると幸いです。
以上、ぼんつぶでした。