既存建物の評価を考える上で汎用性の重要性!!

こんにちは〜 ぼんつぶです。

さて、今回は、既存の建物の価値を考える上で、汎用性の重要性を書きたいと思います。

敷地面積が大きいのに、建物の価値が低いな〜と感じたり、自分の物件が高く売れるのか等を考える上で、参考になれば幸いです。

繰り返しになりますが、物の価値を決めるのは需要と供給です。

今回の要旨は

『汎用性にかけるものは、市場価値が下がる傾向にある

ということです。

これは、汎用性がかけるものは、それだけ需要が落ち、供給過多になりやすい傾向があると思います。

住宅でいえば以下は例ですが、このような建物は汎用性に欠ける点があり、そういうタイプの建物を探している人はなかなか出会えないというのが現実で、わかりやすいかと思います。

  • 二世帯住宅(理想的な生活パターンが多様で汎用性に欠ける)
  • 建築主の趣味が色濃く出る超高額の豪邸(超防音構造や地下室のトレーニング室等)
  • 銀行などの事業用建物(地下金庫等)

上記のような建物をちょうど探しているという方はなかなか見ないのではないかと思います。
そういった意味で、汎用性に欠ける等のクセのあるものは市場価値が下がりやすいと理解いただけると思います。

その一方で、一般の賃貸ビルや空きの工場や倉庫等は、値段次第ではあるのは変わりませんが、汎用性の観点から、上記のような例よりは、買い手が表れる可能性は高くなると言えるのではないでしょうか。

一生住むつもり、家は消耗品だから割り切って建てている等の場合は、関係ありませんが、手放すことも考えて建築している方等は、汎用性も考慮し建物を考えてみてはいかがでしょうか。

以上、ぼんつぶでした。

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